16日に新潟競馬場で行われる
関屋記念(3歳上・GIII・芝1600m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが12番。3回で3番、9番、10番が続き、2回が1番、4番、6番、7番、13番、14番、16番、17番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-0-1-15 複勝率11.8% 複勝回収率31%
2枠 1-1-1-15 複勝率16.7% 複勝回収率55%
3枠 0-0-2-16 複勝率11.1% 複勝回収率26%
4枠 0-2-1-15 複勝率16.7% 複勝回収率38%
5枠 0-1-3-16 複勝率20.0% 複勝回収率59%
6枠 0-2-0-18 複勝率10.0% 複勝回収率33%
7枠 5-1-1-17 複勝率29.2% 複勝回収率85%
8枠 3-3-1-18 複勝率28.0% 複勝回収率85%
【前走初角通過4番手以内】
1・2枠 2-1-0-6 複勝率33.3% 複勝回収率114%
3〜6枠 0-1-3-21 複勝率16.0% 複勝回収率40%
7・8枠 4-1-0-11 複勝率31.3% 複勝回収率91%
【前走初角通過5番手以下】
1・2枠 0-0-2-24 複勝率7.7% 複勝回収率19%
3〜6枠 0-4-3-44 複勝率15.3% 複勝回収率41%
7・8枠 4-3-2-24 複勝率27.3% 複勝回収率82%
昨年も
ミッキーグローリー(7枠13番・1人気)と
ミエノサクシード(7枠14番・6人気)が1・2着で入選していたが、7・8枠はデータ集計期間内に8勝を挙げる活躍を見せている。好走率・回収率ともに優秀な成績なので、まずは素直に7・8枠から検討すべきだろう。
一方、1・2枠から勝利した17年
マルターズアポジー(2枠3番・7人気)、13年
レッドスパーダ(1枠1番・4人気)は先行馬としてのイメージが強いタイプでもあり、馬場状態や展開次第では内枠も軽視できない傾向にある。なお、15年
レッドアリオン、10年
レッツゴーキリシマも逃げ切り勝ちを収めているように、レースの主導権を握りそうな馬は常に警戒しておきたい。