16日、小倉競馬場で行われた第56回小倉記念(3歳上・GIII・芝2000m)は、中団前でレースを進めた長岡禎仁騎手騎乗の10番人気アールスター(牡5、栗東・杉山晴紀厩舎)が、直線でラチ沿いから前の各馬を差し切り、道中最後方から追い込んだ6番人気サトノガーネット(牝5、栗東・矢作芳人厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分57秒5(良)。

　さらに1.1/4馬身差の3着に13番人気アウトライアーズ(牡6、美浦・小島茂之厩舎)が入った。なお、1番人気ランブリングアレー(牝4、栗東・友道康夫厩舎)は6着、2番人気サトノルークス(牡4、栗東・池江泰寿厩舎)は11着、3番人気サマーセント(牝4、栗東・斉藤崇史厩舎)は13着に終わった。

　勝ったアールスターは、父ロードカナロア、母ウェーブクイーン、その父サッカーボーイという血統。3勝クラスからの格上挑戦を制し、重賞初制覇を飾った。また、鞍上の長岡禎仁騎手にとってもこれが重賞初勝利となった。

＜小倉記念ダイジェスト＞

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