「
札幌記念・G2」(23日、札幌)
安田記念4着以来の
ノームコアは19日、好気配を漂わせた。
水曜の札幌は20年最高の暑さ。しかし、
ノームコアの脚取りは、先行する僚馬
アラスカ(4歳2勝クラス)よりも軽やかにして涼しげだった。
さらにその前を行く他厩舎の
ダッチマン(3歳1勝クラス)を加え、札幌ダートで行われた3頭併せ。向正面でややコントロールを失いかけたものの、4角で横いっぱいに並んでからはさすがG1馬。少し促されただけでグンと加速し、
アラスカに1馬身先着、
ダッチマンには手応え優勢に併入した。
タイムは6F83秒3-38秒0-12秒4。仕上がりの良さとともに、気力の充実ぶりもうかがわせる内容だ。萩原師はこの日、札幌に姿を見せなかったが、「追い切りの動きは良かったと報告を受けました。先週に比べても変わりなく来ていますし、札幌への輸送もクリアして、暑さにも対応できています。洋芝の適性はやってみないと分かりませんし、2000メートルの距離も鍵になると思いますが、頑張ってほしいですね」とコメント。主役の一角を担えるだけの仕上がりにある。
提供:デイリースポーツ