19日、
大井競馬場で行われた第54回
黒潮盃(3歳・重賞・ダ1800m・1着賞金1800万円)は、3コーナーまでに単独2番手に上がった
山崎誠士騎手騎乗の10番人気
インペリシャブル(牡3、川崎・
高月賢一厩舎)が、直線で先頭に立って後続を突き放し、最後は2着の5番人気
コパノリッチマン(牡3、北海道・
田中淳司厩舎)に6馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分52秒8(良)。
【
山崎誠士騎手】
「イメージとしては、少し距離が長いのかなというのがありましたので、折り合いをつけてというのを心がけました。位置取りにはこだわってなかったんですが、外目のいいところに付けられて良かったです。
想像よりも強かったなという印象です。ここに来て馬の調子もすごく良くなっていると伺っていたので、そんなパフォーマンスが発揮できて嬉しかったです。
少しづつお客様もご来場いただけるようになり、競馬場が盛り上がっていくと思いますので、これからも
インペリシャブルと南関の競馬場の応援をよろしくお願いします」
【
高月賢一調教師】
「山崎騎手の好騎乗に尽きるのではと思います。
私の考えでは千二、千四かなと思ったんですが、オーナーサイド、厩舎サイドで千八なら大丈夫だろうという判断があり、ここへの出走を決めました。
川崎の馬ですので、(さらに距離を伸ばして)
戸塚記念への出走を考えています。その先はオーナーサイド、スタッフと話し合って決めていきたいと思います」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)