netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
札幌記念の「
ゴールデンコンビ」はこちら。
【
小野次郎厩舎×
横山和生騎手(
トーセンスーリヤ)】
「
小野次郎厩舎×
横山和生騎手」の「直近1年」成績は8-6-5-35で複勝率35.2%、複勝回収率118.5%。今回も手綱を取る
トーセンスーリヤで
新潟大賞典を含む3勝を挙げているほか、この北海道シリーズでも
デルマラピスラズリ(6月21日函館2R3歳未勝利戦・7番人気1着)、
アグードイメル(8月1日札幌4R3歳未勝利戦・4番人気1着)で勝利。この時期の3歳未勝利戦でしっかり勝ち切っている点は高く評価すべきだろう。19回の馬券絡みのうち、3番人気以内に支持されていたのは5回だけ。残り14回は5番人気以下でのもので、馬券妙味は非常に高い。
「直近5年」では17-15-17-213で複勝率18.7%、複勝回収率117.2%。この数字から、「直近1年」になって好走率が大幅に上がっていることが分かり、陣営も期待度の高い馬を優先して依頼していることが窺える。
トーセンスーリヤに
横山和生騎手は過去7回騎乗して3-2-1-1。唯一の着外は前走・
宝塚記念でのもので、ここでも14番人気7着と人気を大きく上回っている。相性は抜群だ。ここはGIIとはいえ、GIだった前走よりも相手は軽くなる。また、切れる脚を使うタイプではないので洋芝になるのもプラス。巻き返しの可能性は十分あるだろう。