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“花の15期生”伊藤正徳元調教師が死去、71歳 77年ダービーV

デイリースポーツ
  • 2020年08月22日(土) 06時00分
 伊藤正徳・元調教師が病気のため20日に死去していたことが21日、日本調教師会を通じてJRAから発表された。71歳。関係者によると20年に入り体調を崩し、入退院を繰り返していたという。

 父は36年にトクマサでダービーを制した伊藤正四郎・元騎手、元調教師。68年に尾形藤吉厩舎所属で騎手デビュー。岡部幸雄、柴田政人、福永洋一らと同期で“花の15期生”と呼ばれた。77年には9番人気のラッキールーラでダービーを勝ち、父子2代のダービージョッキーと話題になった。

 87年に騎手を引退し、調教師に転身。厩舎を開業してからは99年安田記念&マイルCSを勝ったエアジハードや重賞4勝のローエングリンなどを輩出し、JRA通算518勝を挙げ、19年2月に定年で調教師を引退した。

 同期の岡部幸雄氏は「とにかく早過ぎる。残念としか言いようがない。せっかく調教師を定年まで勤めて、これからやりたいことをやれる時間ができたのに…。こんなにすぐ逝っちゃうなんて早過ぎるよ」と、あまりに早い死を悼んだ。

提供:デイリースポーツ

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