小倉11Rの第55回テレビ西日本賞
北九州記念(3歳以上GIII・芝1200m)は8番人気
レッドアンシェル(
福永祐一騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分07秒8(稍重)。1馬身3/4差の2着に1番人気
モズスーパーフレア、さらにアタマ差の3着に10番人気
アウィルアウェイが入った。
レッドアンシェルは栗東・
庄野靖志厩舎の6歳牡馬で、
父マンハッタンカフェ、
母スタイルリスティック(母の
父Storm Cat)。通算成績は19戦6勝。
レース後のコメント
1着
レッドアンシェル(
福永祐一騎手)
「いつも手応え良く進むのですが、手応えほど伸び切れていませんでした。ブリンカー装着の効果は、返し馬から顕著に表れていました。良い脚を使ってくれると思っていました。あまりポジションは狙って行かずに、出たポジションで脚を溜めていました。前の馬がどちらに行くか分からなかったので、それを見てから追い出しました。本来のパフォーマンスを発揮できれば、このメンバーでも引けを取らないと思っていました。追ってから頑張り切れないところがありましたが、ブリンカーの効果があって、良い時の走りが戻ってきました。ブリンカー装着は大正解でした。重賞を2つ勝っている馬ですし、GIに向けて順調に行ってくれれば良いですね」
(
庄野靖志調教師)
「久しぶりにこの馬らしい、良いところを見せてくれました。今日は精神的な落ち着きもあり、この馬の良いところを久々に見ることができて、嬉しかったです」
2着
モズスーパーフレア(
松若風馬騎手)
「良いスピードを持っていますし、楽に逃げられました。最後に止まってしまったのは久々の分かなと思います。次はもっと良くなるかなと思います」
3着
アウィルアウェイ(
高野友和調教師)
「内容は良かったと思います。馬の雰囲気が良い落ち着き方をしていて、精神状態の良さがレースに繋がったかなと思います。今後は未定です」
4着同着
クライムメジャー(
鮫島克駿騎手)
「メンバー的にも前半速くなると思い、決め打ちのような形で、内ラチ沿いでレースを進めました。終いに勝負しようと思いました。状態も良く、いい脚を使ってくれました。これぐらいの距離なら重賞でも面白いと思います」
4着同着
アンヴァル(
北村友一騎手)
「返し馬でもゲート裏でも息の荒いところがあり、行きっぷりはもうひとつながら、終いはよく頑張って伸びています」
6着
トゥラヴェスーラ(
武豊騎手)
「直線に向くまでは思い通りのレースでした。あとは伸びればという形でしたが、伸びませんでした」
7着
ジョーカナチャン(
菱田裕二騎手)
「ゲートを出てから、2番手でリズム良く運べましたが、あと100mというところで、脚色が鈍くなりました。状態は良かったのですが、これが1000mと1200mの違いでしょうか」
10着
メイショウキョウジ(藤岡康太騎手)
「ゲートが悪いのはいつものことです。重賞で周りの馬が速く、イメージより後ろからになりました。この馬としては良い脚を使っています。クラス慣れしていけばと思います」
11着
ブライティアレディ(
幸英明騎手)
「スムーズに捌けないところがありました。そこを上手く行けたら、掲示板はあったかもしれません」
13着同着
ダイメイプリンセス(
秋山真一郎騎手)
「頑張っているのですが、勝ち馬の勢いについて行けませんでした」
16着
ラブカンプー(藤田菜七子騎手)
「速い馬がいて行けませんでした」
ラジオNIKKEI