きょう27日(木)の門別
グランシャリオナイター開催、特にラスト2競走は本当に楽しみ!
11R「スマホアプリJA2MP特別/A1〜A3-1組・1800m外回り」では、昨年秋に脚部不安が出て休養に入っていた
スーパーステションが
阿部龍騎手57キロとのコンビで待望の戦列復帰。この馬がレースに戻ってくるのを心待ちにしていたファンの皆さんもたくさん居られるはず、無観客開催で画面越しとはなってしまいますが、昨年9月「
旭岳賞H2」8馬身差圧勝以来の雄姿を御覧いただきたいと思います。
角川秀樹師によると、
スーパーステションは6月4日から坂路入りを再開。26日(水)までに計127本の登坂をこなし、直前追いも含め「しっかり負荷をかけての速いところは3本」。24日(月)の最終追い切りでは3F=37秒1-24秒2-11秒9の“加速ラップ”を記録しており「脚元に細心の注意を払いながら進めてきましたが、復帰初戦としては何とか納得いく仕上がりに持ってこれたと思っています」と話してくれました。
陣営としては「厩舎に戻ってきた時点から『目標は
道営記念』と決めていますので、そこに向けて順調に状態を上げていければ」とのこと。角川師は続けて「昨年時点とはラ
イバルその他の状況も色々変わっていますが、ウチの看板馬であることに変わりはありません。看板馬らしい走りをお見せできればと思いますが、なにせ今回は復帰初戦。まずはレースを終えた後、無事に進めていければと考えています。頑張りますので、応援してもらえれば嬉しいです」とコメント。ぜひ御注目ください!
また、この一戦では、昨秋の
道営記念(11着)後に佐賀に移籍し7戦2勝の戦績を加えた
オヤコダカが、
米川昇厩舎への再転入初戦を迎えます。もちろん鞍上は名コンビ・
石川倭騎手57キロ。さらに、
JRA5勝の元オープン馬で昨秋
JBCクラシックJpnI4着の
クインズサターンが
安田武広厩舎への転入初戦。
JRA8勝の元オープン馬で前走転入初戦のA1下特別をぶっちぎって圧勝した9歳馬
メイショウウタゲ(牡、
田中淳司厩舎)も門別2連勝を期して出走と、本当に楽しみ満載のメンバー構成となりました。この11Rの発走は20時05分です。
続くメイン12Rの2歳牝馬重賞「第17回
リリーカップH3/1200m外回り。JBC協会協賛『
ダンカーク賞』」も、スピード能力高い逸材が揃って見逃せない一戦です。中でも、前走まで3連勝で重賞初Vねらう
ソロユニット(牝、
角川秀樹厩舎)に注目が集まりそう。新種牡馬
アジアエクスプレスの初年度産駒でもありますし、3歳を迎えた今季7月の
グランシャリオ門別ス
プリントH2で1000mのレコードタイムを塗り替えた牝馬
アザワク(父
カレンブラックヒル)の半妹という点も、全国の耳目を集める材料です。まだまだ経験の浅い2歳馬の重賞、12頭と出走馬も揃ったことで「伏兵の激走」にも注意は払っておきたいところですが、まずはこの
ソロユニットが人気の中心となることでしょう。
12R「第17回
リリーカップH3」の発走は20時40分。この後半2Rは大いに盛り上がること間違いなしです! お楽しみに。
(文:ひだか応援隊)