昨年8月の
札幌記念(GII)での2着以来、休養に入っていた
サングレーザー(牡6、栗東・
浅見秀一厩舎)は、右前脚種子骨靱帯に再び炎症が出たため、引退することが決定した。今後は種牡馬入りを目指す。27日、所属するG1サラブレッドクラブが発表した。
サングレーザーは
父ディープインパクト、
母マンティスハント、
その父Deputy Ministerという血統。馬名の意味は「太陽の近くをかすめるように通る彗星」。
2016年7月にデビューし、2戦目で勝ち上がった。2017年には500万下からの4連勝で
スワンS(GII)を勝利し重賞初制覇を遂げ、続く
マイルCS(GI)でも3着に入った。その後も2018年には
マイラーズC(GII)、
札幌記念を勝利し、
天皇賞・秋(GI)で2着となった。通算成績は20戦7勝。生涯獲得賞金は4億1308万7000円。