30日に新潟競馬場で行われる
新潟2歳S(2歳・GIII・芝1600m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが7番。3回で3番が続き、2回が1番、2番、6番、8番、10番、12番、13番、16番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-1-2-13 複勝率23.5% 複勝回収率120%
2枠 1-1-2-15 複勝率21.1% 複勝回収率46%
3枠 1-0-0-18 複勝率5.3% 複勝回収率6%
4枠 0-2-2-15 複勝率21.1% 複勝回収率98%
5枠 2-0-0-16 複勝率11.1% 複勝回収率28%
6枠 2-1-1-16 複勝率20.0% 複勝回収率38%
7枠 0-4-2-20 複勝率23.1% 複勝回収率106%
8枠 3-1-1-21 複勝率19.2% 複勝回収率72%
【1〜3人気】
1・2枠 2-0-2-7 複勝率36.4% 複勝回収率70%
3・4枠 1-1-0-2 複勝率50.0% 複勝回収率67%
5・6枠 3-1-0-1 複勝率80.0% 複勝回収率140%
7・8枠 2-2-0-6 複勝率40.0% 複勝回収率72%
【4人気以下】
1・2枠 0-2-2-21 複勝率16.0% 複勝回収率86%
3・4枠 0-1-2-31 複勝率8.8% 複勝回収率50%
5・6枠 1-0-1-31 複勝率6.1% 複勝回収率17%
7・8枠 1-3-3-35 複勝率16.7% 複勝回収率93%
1〜3人気が8勝を挙げているように上位人気馬が堅実で、その8勝すべてが2歳新馬戦の開催時期が早まった12年以降であることも興味深い。
上記の通り、1〜3人気と4人気以下とでは枠順別成績の傾向が異なり、上位人気馬であれば3〜6枠が安定した成績を残しているが、人気薄であれば内か外の極端な枠順を引いていた馬の複勝回収率が高くなっている。
勝ち馬に焦点を当てた場合は幾らか外枠優勢となるものの、今年に限れば特別登録の段階で11頭立て以下になることが確定していたので杞憂かもしれない(出走11頭に確定)。ただし、11頭立てで行われた18年は6〜8枠の馬で上位を独占し、8人気3着と人気薄で好走した
スティルネスは7枠8番だった。