2日、重賞4勝馬
スマートオーディンや地方交流重賞を制した
サイタスリーレッドらを送り出した
ダノンシャンティ(牡13)が種牡馬を引退することがわかった。同馬を繋養するビッグレッド
ファームのホームページで発表された。
ダノンシャンティは2008年セレクトセールで2887万円で落札され、松田国英厩舎の管理馬として2009年11月の新馬戦(1着)でデビュー。次走のラジオNIKKEI杯2歳S(GIII・3着)で重賞初出走を果たした。翌年3月の
毎日杯(GIII)で重賞初制覇。続く
NHKマイルC(GI)を1分31秒4のレースレコード(現在も同レースのレコードタイム)で制した。変則2冠達成を目指し、
日本ダービー(GI)に出走予定だったが、右後脚の骨折を発症してこれを回避。7か月あまりの休養の後、暮れの
有馬記念(GI・9着)で復帰したものの、翌年4月の
大阪杯(GII・4着)出走後に右前浅屈腱炎が判明し引退、種牡馬入りしていた。
今後はNPO法人ホース
トラスト北海道にて余生を過ごす予定とのこと。