現地時間5日、イギリスのヘイドック競馬場でG1・ス
プリントC(3歳上・芝直線1200m・13頭立て)が行われた。
レース序盤は馬群が内外で2つに分かれる展開。外側の馬群の中ほどでレースを進めた1番人気ドリームオブドリームス(セ6、
O.マーフィー騎手)が徐々に前へ進出し、連れて脚を伸ばした女性騎手騎乗の8番人気グレンシール(セ6、H.ドイル騎手)に、最後は1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分14秒07(重)。
グレンシールからクビ差の3着には、内からレースを主導した3番人気タイの
ゴールデンホード(牡3、A.
カービー騎手)が入った。
同じく3番人気タイの
アートパワー(牡3、S.デソウサ騎手)は4着、2番人気
ハローユームザイン(牡4、K.
ストット騎手)は5着だった。
ドリームオブドリームスは、父が2011年のス
プリントC覇者
Dream Ahead、
母Vasilia、
その父Dansiliという血統。イギリスのM.
スタウト厩舎の管理馬。
昨年末の去勢手術を経て、今年は初戦のダイヤモンドジュビリーS(英G1)で2着、2戦目のハンガーフォードS(英G2)で重賞初制覇、そして今回のス
プリントCでG1初制覇となった。通算成績は28戦7勝。