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【アフター5スター賞予想】重賞初制覇を狙うサブノジュニアに新興勢力がどう挑む!?/NARレース展望

  • 2020年09月08日(火) 11時30分
 創設は1994年。当初はダート1800mで行われていたが、競馬場の改修等により幾度かの距離の変遷を経て、2004年からダート1200mで施行されている。なお1着馬には東京盃オーバルスプリントの優先出走権が付与されている。第27回を迎えた今年は大井1200m得意のサブノジュニア、1200mでは負けなしの3歳馬カプリフレイバーら14頭で争われる。

 ◎はサブノジュニア。3走前の交流重賞の東京スプリントでは、速いタイムで2着。その後、神田川オープン、ジュライ賞を連勝と、大井の1200mでは本当に安定した成績を残している。これまで重賞を勝っていないのが不思議なほどで、ここは得意の条件で重賞初制覇を狙う。

 ○に3歳馬カプリフレイバー。デビュー以来、崩れたのはマイルのアジュディミツオー記念5着のみ。1200m以下では負け知らずで、いまだ底を見せていない。以前も間隔のあいた若潮スプリントで勝っているように、休み明けも問題ない。あとは古馬相手に先手を取ってスムーズな競馬ができるかどうか。3歳馬同士のレースではスピードの違いでハナに行っていたが、今回は古馬相手にスムーズに先手を取れるかが鍵となりそう。自分のレースができれば、古馬撃破があっても不思議ではない。

 ▲は3歳牝馬のブロンディーヴァ。2走前から1200mを使い出して、2着、1着と路線変更が吉と出た。ここは51キロと斤量的にも恵まれており、古馬相手でも面白い。

 △は2頭。キャンドルグラスは6歳になって充実してきた印象で、58キロを克服できれば上位争いも。もう1頭はクルセイズスピリツ。前走の流星賞では1000mでレコード勝ちしているようにスピードは上位。1200mでも勝っているし、距離延長は心配ない。

 大井1200mの安定勢力サブノジュニアと、カプリフレイバーブロンディーヴァの3歳馬2頭がどのような走りを見せるかなど、見どころ満載のアフター5スター賞は、9月8日(火)、20時10分発走。

(文:佐々木祥恵)

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