ルールソヴァールが転入3連勝で重賞2勝目を飾るのか、前走その2着に敗れた2018
羽田盃SI勝ち
ヤマノファイトが雪辱し重賞7勝目を決めるのかーー。この2頭が人気の中心となりそうなのが、今夜のメイン(最終)12R「第6回
旭岳賞H2」(2000m外回り。JBC協会協賛「
クリエイターII」賞)です。
シーズンを締めくくる大一番「
道営記念H1」と同じ、門別のチャンピオンディスタンス「2000m」で争われるのですが、この舞台に移されたのは一昨年から。以降の2回はいずれも
スーパーステションが圧勝、その着差も一昨年は
ドラゴンエアルに4馬身、昨年が
オヤコダカに8馬身で、文字通りの独壇場だったわけですが、今年はその
スーパーステションが次走予定「
瑞穂賞H2」ということで不在。昨年2着の
オヤコダカも次走は「平場回りを予定している」(
米川昇師)ということで出走せず、今回が転入3戦目となる元
JRAオープン馬
メイショウウタゲ、
王冠賞H2で3歳三冠ラストを獲り遠征の大井・
黒潮盃SIIでも2着に食い込んだ
コパノリッチマンら“新勢力”が上位人気を占めそうなメンバー構成となりました。
このほか、オッズ的には“伏兵”といった評価に留まりそうな各馬も「地力の差」は大きくは開いていない印象。3年前の
道営記念H1勝ち馬で昨年も3歳馬
リンノレジェンドの2着に食い込んだ
ステージインパクト、今季初戦の重賞
コスモバルク記念H2を制し“古豪健在”をアピールした9歳馬
ドラゴンエアルらが上位進出をうかがいます。
上位人気を分け合いそうな
ルールソヴァールと
ヤマノファイトは、前走こそ
ルールソヴァールが順調に使われてきた強みを生かし、船橋からの再転入初戦にして3月船橋の
ダイオライト記念JpnII(7着)以来5ヵ月ぶりの復帰戦だった
ヤマノファイトを退けましたが、今回は同馬が前走から大きな上積みある可能性が高い中での再戦となります。昨年1月には、
報知オールスターカップSIII(川崎2100m)を早め先頭から
タービランスとの長い追い比べを制しており、2000mへの延長は全く問題ないでしょう。
ルールソヴァールも、今回はH2重賞ということで斤量が前走の「58キロ」から1キロ減り「57キロ」となるのは有利。再び
ヤマノファイト以下を退け、
道営記念H1の有力候補に名乗りを挙げる可能性も十分にありそうです。
第6回
旭岳賞H2の発走時刻は20時35分。ゲートインを楽しみをお待ちになって下さい!
(文:ひだか応援隊)