13日に中京競馬場で行われる
セントウルS(3歳上・GII・芝1200m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い中京芝1200mにて施行されるため、2019年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。
ロードカナロア産駒は「4-1-2-12」。勝率21.1%・単勝回収率106%、好走する際には勝つ確率が高いことも特徴で、父自身も同コースで行われた13年
高松宮記念を制している。なお、当該コースの重賞成績は「0-0-1-4(いずれも
高松宮記念)」。今年は上位人気を担う
ダノンスマッシュが出走予定。
Scat Daddy産駒は「1-0-0-0」。19年
高松宮記念の勝ち馬
ミスターメロディが出走を予定しているが、同馬は芝・ダート・距離を問わずに中京コースでは未だ連を外していない相性の良さがある(サンプルが少ないので
ヘネシー系としてみれば、同コースの成績は「4-2-2-41」勝率8.2%・複勝率16.3%)。
キズナ産駒は「0-0-0-4」。出走した4頭はいずれも未勝利の人気薄でもあり、上位人気と目される
ビアンフェは改めて真価を問われそうだ。なお、父系祖
父ディープインパクトの産駒は同コースで行われる
CBC賞で3勝を挙げている。
スクリーンヒーロー産駒は「0-1-1-5」。成績上では未勝利となっているが、20年
高松宮記念で
クリノガウディーが1位入線後に4位降着となったことは記憶に新しい。その
クリノガウディーが仕切り直しの一戦で重賞初制覇を目指す。
First Samurai産駒は「0-0-0-1」。成績は今回出走する
シヴァージによるもので、20年
高松宮記念で12人5着。父は
ヘネシーと同じ
Storm Catの直系だが、どちらかといえば
Giant's Causeway系は複穴傾向にある(
Giant's Causeway系は同コースの成績が「1-4-1-9」勝率6.7%・複勝率40.0%)。