NAR(
地方競馬全国協会)は9日、本年度の第2回調教師・騎手免許試験の新規合格者を発表した。騎手4人が合格し、調教師での該当者はいなかった。第100期騎手候補生からは、
七夕裕次郎(19)=浦和・
平山真希、
長江慶悟(20)=笠松・
後藤佑耶、
井上瑛太(17)=高知・
打越勇児、
飛田愛斗(18)=佐賀・
三小田幸人=が合格し、10月1日付で免許が交付される。
七夕は所属が決まった浦和の
平山真希厩舎で、
地方競馬教養センター入所前に厩務員としてパドックで馬を引いていた。「この経験を生かして、いつかは
東京ダービー、
浦和記念を勝ちたい。目標とする
御神本訓史騎手が騎乗して、
フジノウェーブが勝った2007年のJBCス
プリントの映像を何度も見ています。騎乗
スタイルや判断力に憧れます」と抱負を述べた。
井上瑛太は祖父が紀三井寺競馬で活躍した騎手。現在は高知競馬で、祖母と共に厩務員をしている。「祖父が担当していた
メイショウパーシーが2016年重賞の
建依別賞を勝って、
宮川実騎手が
ガッツポーズするのが格好良かった」。このレースが騎手を目指すきっかけになった。目標とする高知の
宮川実からは「馬に走られるより、格好良く乗れ」とからアド
バイスを受けている。
提供:デイリースポーツ