13日に中山競馬場で行われる
京成杯オータムH(3歳上・GIII・芝1600m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、新潟競馬場で代替開催された2014年はデータの集計対象外とした。
過去10年で最多となる7回の馬券絡みが
ディープインパクト。次点で2回の
キングカメハメハ、
タニノギムレット、
スウェプトオーヴァーボードが続く。複数回好走実績のある種牡馬が少なく、
ディープインパクトにおいても勝ち馬は1頭しか出せていない。
ディープインパクト産駒は「1-5-1-8」。産駒初出走となった13年から少なからず一頭以上が毎年3着以内に好走しており、昨年は
ディメンシオンが5人気2着と人気以上の活躍をみせていた。今年は
アルーシャ、
エントシャイデン、
スマイルカナの3頭が出走予定。
ロードカナロア産駒は「1-0-0-1」。昨年は
トロワゼトワルが芝1600mの日本レコードを更新する走りを見せる一方で、1人気の支持を集めた
グルーヴィットは11着と大敗を喫している。今年は昨年の覇者
トロワゼトワルが連覇を目論む。
初出走となる
キンシャサノキセキ産駒からは
ルフトシュトロームが上位人気と目される。近親に
ディープインパクトや
レイデオロがいる血統馬でもあり、中山芝1600mで3戦3勝と底を見せていない戦歴も光る(同産駒のコース成績は「10-12-13-77」)。
ダイワメジャー産駒は「1-0-0-6」。13年に牝馬の
エクセラントカーヴが勝ち馬となっているが、内訳をみると馬券圏外に敗れた残りの延べ6頭はいずれも牡馬。今年は牝馬の
シゲルピンクダイヤ、牡馬の
ボンセルヴィーソ、セン馬の
アストラエンブレムが出走予定。