13日に中山競馬場で行われる
京成杯オータムH(3歳上・GIII・芝1600m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、新潟競馬場で代替開催された2014年はデータの集計対象外とした。
過去10年、馬番別では最多となる5回の馬券絡みが3番。4回で7番が続き、3回が8番、10番、14番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-1-1-13 複勝率13.3% 複勝回収率72%
2枠 2-2-1-12 複勝率29.4% 複勝回収率90%
3枠 1-0-2-17 複勝率15.0% 複勝回収率33%
4枠 0-2-0-18 複勝率10.0% 複勝回収率127%
5枠 5-1-1-12 複勝率36.8% 複勝回収率75%
6枠 2-2-2-14 複勝率30.0% 複勝回収率128%
7枠 0-0-3-17 複勝率15.0% 複勝回収率48%
8枠 0-2-0-18 複勝率10.0% 複勝回収率30%
【1〜3人気】
1・2枠 2-0-1-5 複勝率37.5% 複勝回収率72%
3・4枠 1-0-1-5 複勝率28.6% 複勝回収率48%
5・6枠 4-1-1-6 複勝率50.0% 複勝回収率85%
7・8枠 0-1-1-1 複勝率66.7% 複勝回収率136%
【4人気以下】
1・2枠 0-3-1-20 複勝率16.7% 複勝回収率85%
3・4枠 0-2-1-30 複勝率9.1% 複勝回収率87%
5・6枠 3-2-2-20 複勝率25.9% 複勝回収率110%
7・8枠 0-1-2-34 複勝率8.1% 複勝回収率31%
昨年は
トロワゼトワル(5枠10番・4人気1着)と
グルーヴィット(5枠9番・1人気11着)で明暗が分かれていたが、5枠に収まった馬が半数となる5勝を挙げる活躍を見せている。また、隣枠となる4・6枠も複勝回収率が100%を超えるなど注目に値する成績を残しており、特に6枠は好走率においても申し分のない成績だ。
一方で、7・8枠は好走率・回収率ともに低調で、どちらの枠順からも勝ち馬を出せていない。ただし、上記の通り、上位人気に推されていた馬も少ないため、どちらかといえば人気薄が好走しづらい枠順として捉えた方が賢明だろう。