スマートフォン版へ

【セントウルS】ダノンスマッシュ貫録V!安田隆師「最高の一日」いざG1獲りへ

デイリースポーツ
  • 2020年09月14日(月) 06時00分
 「セントウルS・G2」(13日、中京)

 悲願のG1制覇に向け、最高の形で秋初戦をモノにした。1番人気のダノンスマッシュが好位から力強く抜け出して快勝。重賞6勝目を挙げた。京成杯AHも制して東西重賞ジャックに成功した安田隆師は「最高の一日」と満面の笑みだ。なお、サマースプリントシリーズはレッドアンシェルが、同ジョッキーズシリーズは福永が輝いた。

 実りの秋へ、この上ない結果を出した。1番人気に推されたダノンスマッシュが、14年ぶりの桶狭間決戦となった最重要ステップを貫禄V。本番への優先出走権を手にした。

 五分のスタートから道中は好位4番手追走。直線で軽く促すと反応良くエンジンが点火。猛然とライバルを抜き去り、追いすがる他馬を寄せつけなかった。前走から引き続き手綱を取った三浦は「位置を取った瞬間、馬の気持ちで早め先頭の競馬をしようと思った。途中から思い描いた形のレースができました」と会心のVに笑みを浮かべた。

 春には安田記念に出走し、実績のないマイル戦に挑んだ。結果は8着と壁に跳ね返されたが、決して無駄な経験ではなかった。「学習能力が非常に高い。千四、千六を使ったことが、道中での馬のゆとりにつながっている」と敗戦を糧にしての美酒だったことを強調。「春を越えて馬が成長していました。いい前哨戦でした」。鞍上にとっては今年初めての重賞タイトル。きっちり仕事をこなした充実感が表情に漂う。

 父ロードカナロアが取りこぼしたタイトルを見事に奪取。安田隆師にとっても喜びはひとしおだろう。「次はもちろんスプリンターズS(10月4日・中山)へ行きます」と力強く宣言した。

 これで重賞は6勝目となったが、なぜかここまでG1タイトルとは無縁。もう“前哨戦ハンター”は卒業したい。さらなる歓喜の時を胸に秘め、成長止まらぬ快速馬が上昇気流に乗って躍動する。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す