「ローズS・G2」(20日、中京)
もう速い時計は必要ない。
クラヴァシュドールは16日、栗東坂路を単走で軽快に駆け上がり、4F55秒1-40秒7-12秒8をマーク。ソフトな内容に、中内田師は「1週前にミルコにまたがってもらい、負荷をかけた。ジョッキーの感触も良かったし、先週しっかりとやれているので今週は調整程度でいいと思う」と納得の表情を見せた。
前走の
オークスは15着に大敗と初めて掲示板を外した。「体重も栗東にいた時よりも減っていたので、3戦目でしんどかったのかな、と思う」と敗因を分析する。
4カ月ぶりとなる秋初戦。初コース、初距離の中京2000メートルが舞台だ。「競馬が上手な馬。左回りも距離も心配していない。春と比べて成長したところを競馬で見せてくれたら」。阪神JF3着、
桜花賞4着の実力馬が反撃を誓う。
提供:デイリースポーツ