サラブレッドとしては異例とも言える“超軽量”ながらも奮闘を重ねる姿が競馬ファンの共感を呼び、話題を集め続けている
メロディーレーン(牝4歳、栗東・森田)の半弟にあたる
タイトルホルダー(牡2歳、美浦・栗田)が、10月11日の東京5R新馬(芝2000メートル)でデビューする予定であることが17日、明らかになった。鞍上は戸崎圭を予定している。
メロディーレーンは18年10月に京都でデビュー(10着)した際が336キロ。勝ち上がるまで10戦を要したが、1勝クラスを2戦目でクリア(レコード)すると、その直後に臨んだ19年
菊花賞ではメンバー最速タイの上がり3Fを記録し
ワールドプレミアから0秒4差の5着に好走している。当時の馬体重も340キロ。まだ2勝クラスの身ながら、今年は
阪神大賞典(5着)、
天皇賞・春(11着)にも参戦して話題を集めた。
父が
オルフェーヴルから
ドゥラメンテに変わった弟
タイトルホルダーは、推定馬体重が姉よりも100キロ以上“増量”。栗田師は「470キロくらいあり、姉よりはるかに大きい。それに能力も感じますね」と期待を寄せる。中間は美浦の坂路とウッドコースを併用し、順調に追い切りを消化。今後の動向が注目される。
提供:デイリースポーツ