中京11Rの第38回関西テレビ放送賞
ローズステークス(3歳GII・牝馬・芝2000m)は3番人気
リアアメリア(
川田将雅騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分59秒9(良)。2馬身差の2着に14番人気
ムジカ、さらに1馬身1/4差の3着に11番人気
オーマイダーリンが入った。
リアアメリアは栗東・
中内田充正厩舎の3歳牝馬で、
父ディープインパクト、
母リアアントニア(母の
父Rockport Harbor)。通算成績は6戦3勝。
レース後のコメント
1着
リアアメリア(
川田将雅騎手)
「やっと本来の姿を見せることができて良かったです。中間は良い状態で丁寧に調教を重ねていました。馬体は増えていても成長分ですし、素晴らしい状態でちゃんと走れるのかというところでした。
中間はこういう競馬をしようと考えながら調教してきて、その通りの走りができました。元々こういう競馬をやっていきたいというところです。自分のリズムで特性を生かすつもりで競馬を組み立てたのですが、本当の姿を見せられてホッとしています。
元々はポテンシャルが高すぎて、自分がそれを上手く使うことができませんでした。良い状態で競馬をできた事は何よりでした。ポテンシャルは高いものがありますし、2冠牝馬の
デアリングタクトに挑戦できるだけの器があると思っています。精一杯頑張ります」
2着
ムジカ(
秋山真一郎騎手)
「頑張ってくれました。自分の仕事はできました。イメージ通りの競馬ができました」
3着
オーマイダーリン(
和田竜二騎手)
「ゲートを出ず、後ろからになりました。連闘で少し硬い感じはしましたが、レースへ行けば問題なかったです。距離もこなしてくれて、権利が取れましたから、良かったです」
4着
デゼル(
武豊騎手)
「外枠でスタートが悪く、辛いレースになりました。脚は使ってくれていますが...ただデビュー戦以来の騎乗でしたが、馬は本当に良くなっていました。能力はあります」
5着
クラヴァシュドール(M.デムーロ騎手)
「ポジションは良かったです。直線は2、3着はあるかなと思っていましたが、坂で止まったのは久々の分かなと思います。この先が楽しみです」
6着
リリーピュアハート(
福永祐一騎手)
「良い感じでしたし、直線でどれだけ伸びるかという感じで上がって行けました。ただ、流れが落ち着いたこともあったのか、脚色が一緒になってしまいました。伸びてはいるけれど
ギアチェンジしきれなかった、次のギアが入らないという感じでした」
8着
フィオリキアリ(
北村友一騎手)
「もう少し、4コーナーを上手く捌けていれば差は詰められたかなと思います。
テンションは高くても、競馬は上手に走ってくれますし、追ってからもすぐに反応してくれました」
10着
シャレード(
戸崎圭太騎手)
「前回より
テンションが高かったですし、道中ムキになる感じがありました。左にもたれるところがありますから、ワンターンの方が競馬はしやすい感じがします」
ラジオNIKKEI