スマートフォン版へ

【浦和・テレ玉杯オーバルスプリント】ノブワイルド3連覇はラクじゃない!? サヴィ、ベストマッチョに注目の理由は?

  • 2020年09月21日(月) 17時00分
 22日(祝火)に浦和競馬場でダートグレード競走・テレ玉杯オーバルスプリント(JpnIII)が開催。同レース2連覇中のノブワイルドがエントリーするなか、他に注目すべきはどの馬か。全国の地方競馬を知る斎藤修が展望する。

「昨年はJBCの舞台が浦和だったため、このレースが重要なステップレースとなり、3着だったヤマニンアンプリメJBCレディスクラシックを制し、6着だったブルドッグボスは展開にも恵まれJBCスプリントの覇者となった。今年はJBCの舞台が大井となるだけに直結するかどうかは微妙だが、ここを足がかりにという馬は出てきそう。

 浦和のダートグレードでは地方馬、特に南関東勢の活躍が目立ち、今年はJRA勢の出走が3頭ということであれば、なお地元勢にチャンスが広がったといえそう。

 そして当初登録のあったゴールドクイーンが回避。何がなんでもハナを取りたいノブワイルドにとっては無謀な先行争いが避けられることになりそうで、このレース3連覇の可能性はありそう。

 サヴィが前走佐賀・サマーチャンピオンを逃げ切っていて、ベストマッチョが2走前の浦和スプリントオープンで逃げて2着だったが、ノブワイルドは逃げる可能性もあるそれらライバルより内の3番枠に入ったことも有利。スタートダッシュは抜群なだけに、ここはマイペースの逃げが叶いそう。

 そして地元南関東勢では、中央から川崎に移籍して3戦目となるベストマッチョにも注目だ。

 転入初戦となった浦和スプリントオープンではマイペースの逃げに持ち込み、惜しくも半馬身差の2着に敗れたものの、その相手は、前述のとおり昨年のJBCスプリントを制したブルドッグボス。しかも同じ57kgを背負ってのもの。そして前走プラチナカップでは58kgを背負って重賞初制覇を果たした。すでに2度この舞台を経験し、しかも今回別定増量なしの54kgなら、ノブワイルドや中央馬相手でも互角以上の戦いが期待できそう。

 実績最上位は、JpnIIのさきたま杯制覇を含め地方のダートグレードで3勝を挙げているサクセスエナジー。別定58kgがどうかだが、3走前の天王山Sを59kgで、2走前の栗東Sを58kgで制している。外枠で馬群に包まれる心配もなく、好位につけて前がやり合う展開になればさらにチャンスは広がる。

 オープンの天保山Sからサマーチャンピオンを連勝中のサヴィ、ダート1200〜1800mで勝ち星があり、さまざまな距離に対応できるトップウイナーらも、10頭立てという少頭数だけに上位を狙える」

(文=斎藤修)

◆各競馬場に精通した予想陣が注目の交流重賞レースを分析!

いま読まれています

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す