1991年に「
テレビ埼玉杯」という名称で創設された。当初は1900mで施行されている。その後、施行時期の変更や距離が短縮されるなどの変遷を経て、現在に至っている。
第31回を迎える今年は、このレース3連覇がかかる
ノブワイルド、前走
サマーチャンピオンに優勝したサヴィなど、
JRA勢含めて10頭で熾烈な戦いが繰り広げられる。
◎に
ノブワイルド。逃げたいこの馬にとっては絶好の枠を引き当てた。
今年も交流重賞の
さきたま杯3着、前走の
習志野きらっとスプリント優勝と8歳になってもまだまだやれるところを示している。他の馬に絡まれてペースが速くなっても粘れるタイプ。得意の浦和1400mで3連覇を狙う。
〇はサヴィ。
JRAのオープン特別と交流重賞の
サマーチャンピオンと連勝中で、充実している。前目の位置でレースができるし、勢いに乗って交流重賞2勝目を目指す。
▲に
トップウイナー。
JRAで2勝クラス、3勝クラス、オープン特別(欅S)と3連勝して、重賞初挑戦となった
プロキオンS5着、交流重賞の
クラスターCで4着と、重賞でもある程度やれるところを証明した。
重賞3回目と今回は慣れも見込めるし、上位争いに食い込めそうだ。
△は2頭。一昨年
さきたま杯に優勝、昨年は2着と、浦和1400mには相性の良い
サクセスエナジーと、
JRAから南関東に移籍後2戦が浦和で2着(浦和ス
プリントOP)、1着(プラチナC)と、こちらもこの舞台とは好相性の
ベストマッチョ。
ノブワイルドが3連覇なるか。
JRA勢がそれを阻止するのか。注目の
オーバルスプリントは、9月22日(火)、16時25分発走。
(文:佐々木祥恵)