21日、
大井競馬場で行われた第1回
ゴールドジュニア(2歳・重賞・ダ1400m・1着賞金1200万円)は、先手を取った
左海誠二騎手騎乗の2番人気
アランバローズ(牡2、船橋・
林正人厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、2着の1番人気
マカベウス(牡2、船橋・
米谷康秀厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分27秒0(良)。
【
左海誠二騎手】
「すべてが初物づくしでしたが、しっかり克服して走ってくれ、本当に良い勝ち方でした。今日の返し馬も感触が良くて、うまくスタートを切って自分の形ができればチャンスがあるかなと思っていました。もう少し距離が伸びても大丈夫かなという感触がつかめました。
ちょっと気のいい馬なので、出し過ぎて折り合わず、最後まで力を残せなかったら嫌だなと思ってたんですが、ほどほどのスタートからちょっと仕掛けたらスピードに乗ってくれ、スムーズにレースを運べました。
まだまだ伸びしろがあります。他の馬も力をつけてくると思うので、今のところは僕の馬がリードしていますが、先があるので大事に育てていきたいです。
久しぶりにお客様が来場されて、楽しんでいただけていると思います。これからもっと盛り上げていきたいです」
【
林正人調教師】
「3か月ぶりの実戦になったんですが、逆にこの馬には、間を取った方がいいと思っていまして、状態もいい感じで来れていました。スタートに課題のあった馬ですが、ゲートが開いてからはジョッキーの判断に任せると、ジョッキーとは話していました。
スタートは良くて、道中もいい感じで行っていたので、そのまま最後まで、と思いながら見ていました。性格的な問題もあり、あまり間隔を詰めて使いたくはないので、今後のローテーションについては馬の状態を見て、馬主さんと相談して決めたいと思っています」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)