「Road to Classic」を
コンセプトに、来春のダービーまで現2歳世代を独断で格付け。ランキング形式でお届けします。
中山、中京開催の前半5日間で多くのスターホース候補が勝ち上がったが、その評価が悩ましい。中山は時計は地味でも味のある勝ち方をした馬が多く、一方の中京は芝ダートでレコードVが3鞍。
ジャッジするには「もう1走、見てみたい」が正直なところだ。
牡馬は、中京芝マイル戦をレコード勝ちした
レッドベルオーブが5位にランクイン。2戦目でのVだが、初戦は直線で追いだしを待たされての2着。スムーズなら結果は違っていた。レースの質が違えど、勝ち時計は同日に行われた
野路菊Sを2秒3上回るもの。素直に数字を評価する。
牝馬は前回4位の
フラーズダルムが、
野路菊Sで3着に敗れてランクダウン。暫定6位だった
小倉2歳Sの覇者
メイケイエールが5位に繰り上がった。
中京芝7Fで新馬勝ちした
ポールネイロンの圧勝劇には驚かされた。逃げて後続を8馬身突き放し、1分21秒5でV。スピード型だが、血統的に距離が延びても対応できそう。今後も目が離せない。
また、中京ダート9Fを圧勝した
タイセイアゲインも印象に残った。勝ちタイムは平凡ながらも、上がり3Fは36秒6と切れに切れた。血統からも相当な砂適性を秘めている。
提供:デイリースポーツ