「
オールカマー・G2」(27日、中山)
2月の
京都記念以来の実戦となる
カレンブーケドールは23日、美浦坂路で復調を告げる動き。
カレンブーケドールの最終リハは美浦坂路で、同じく
オールカマーに出走予定の
オウケンムーン(5歳オープン)と併せ馬。先行したパートナーに、1馬身半差をつけてフィニッシュ。4F51秒9-37秒7-12秒8をマークした。
3月のドバイ遠征は、現地到着後に新型コ
ロナウイルスの影響によるレース中止というアク
シデント。レースは走らなかったものの、空輸で往復したダメージが残った。国枝師は「初めての外国への輸送で疲れてしまい、体が細くなった」と、ここまで復帰が延びた理由を説明。「体を戻しながら夏は休ませた。8月下旬に帰厩してからは、Wと坂路を併用しながら調整。先週は少し重かったけど、きょうの動きならだいぶ仕上がったと思う」と、状態面は着実に上向いてきているようだ。
19年は
オークス、
秋華賞、
ジャパンCと、G1で2着3回の実績はあったが、意外にも重賞タイトルとは無縁。指揮官も「G1で惜しいところが続いているし、重賞を獲って大きいところに行きたいね」と気合が入る。仕切り直しの一戦で、悲願の重賞初Vを決める。
提供:デイリースポーツ