27日に中山競馬場で行われる
オールカマー(3歳上・GII・芝2200m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、新潟競馬場で代替開催された2014年はデータの集計対象外とした。
過去10年、馬番別では最多となる5回の馬券絡みが9番。4回で1番が続き、3回が2番、3番、4番、6番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-4-0-9 複勝率30.8% 複勝回収率66%
2枠 1-2-3-9 複勝率40.0% 複勝回収率85%
3枠 1-2-0-12 複勝率20.0% 複勝回収率36%
4枠 0-1-2-12 複勝率20.0% 複勝回収率70%
5枠 2-1-4-10 複勝率41.2% 複勝回収率82%
6枠 2-0-1-14 複勝率17.6% 複勝回収率50%
7枠 2-0-0-17 複勝率10.5% 複勝回収率14%
8枠 2-0-0-19 複勝率9.5% 複勝回収率22%
1〜4枠 2-9-5-42 勝率3.4% 連対率19.0% 複勝率27.6%
5〜8枠 8-1-5-60 勝率10.8% 連対率12.2% 複勝率18.9%
19年
スティッフェリオ、18年
レイデオロ、17年
ルージュバック、直近3年の勝ち馬はいずれも直線内ラチ沿いから勝利しており、このあたりには当週にBコースからCコースへとコース替わりする影響も感じられる。
また、1〜4枠は連対率・複勝率、5〜8枠は勝率が高い傾向がうかがえ、枠順によって着別度数に差異があることは意識すべきだろう。特に5〜8枠は前走でGIレースに出走していた馬の成績が「6-1-1-7」勝率40.0%と圧巻で、昨年も同条件に該当する
スティッフェリオ(8枠9番・前走
宝塚記念)が勝利していたことは覚えておきたい。