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神戸新聞杯・G2」(27日、中京)
無敗三冠に向けて視界良好だ。単勝1・1倍、同シェア率72・7%。ファンの圧倒的支持を得た
コントレイルが、危なげない走りで秋の始動戦をモノにした。
発馬を無難に決めると、道中は中団の内で待機。ミドルペースで進むなか、鞍上福永としっかり折り合った。直線に向くとタイミング良くコースがあき、スッと抜け出したあとは独り旅。他馬との加速力の違いを見せつけて完勝した。勝ちタイムは2分12秒5。
ヴェルトライゼンデ(3番人気)が2馬身差の2着、
ロバートソンキー(14番人気)が3着に踏ん張った。
福永は「勝ててホッとしています。休み明けとはいえ、落とすわけにはいかないレース。余力を持ったなかで、勝つことができました」と笑みをこぼし、「内枠が当たったということで、進路をうまく見つけてストレスなく走れるように、と思ったが、やはり難しいレースになりましたね。進路を確保しようとしながらでしたが、慌てないことを肝に銘じていました。ただ、手応えはあったし、瞬時に反応できる馬なので」と回顧。
菊花賞へ向けて「(無敗三冠を)達成できるように頑張りたい」と意気込みを新たにしていた。
提供:デイリースポーツ