「
神戸新聞杯・G2」(27日、中京)
三冠阻止へ望みをつないだ。ダービー3着馬
ヴェルトライゼンデが、直線外から鋭く末脚を伸ばし、ゴール直前で
ロバートソンキーをかわして2着。勝ち馬を上回る、上がり3F最速の35秒4を計時した。
負けはしたものの、池添に悲観する様子はない。「18番枠で道中なかなか内に入れられなかったが、直線で外に出してからはいい伸び。次が楽しみになりました」と胸を張る。池江師も「熱発でスライドしたり、骨折があった中で2着に来てくれたから」と納得の表情だ。
「三冠を獲るところを、このまま指をくわえて見ているわけにはいかないからね。可能性はゼロではない。いろいろと策を練りたい」とトレーナー。11年に
オルフェーヴルで大輪を咲かせたコンビが、
コントレイルの偉業に立ちはだかる。
提供:デイリースポーツ