「
スプリンターズS・G1」(4日、中山)
右回りの克服が鍵を握る。休み明けの
セントウルSで3着の
ミスターメロディは9月30日、岩田望(レースは福永)を背に栗東芝で単走追い。前半はやや掛かり気味だったが、脚取りは軽快。馬なりで5F65秒0-36秒0-11秒5を計時した。「前回よりもいい。素軽さがある」と藤原英師は、ひと叩きした効果を強調する。
G1初制覇だった昨年の
高松宮記念Vを含め、4勝は全てが左回り。昨年の
スプリンターズSは直線で手前を変えず4着に敗れている。「右回りでどうか。うまく手前を変えてくれたら、最後にもうひと伸びできる。調子はいいから、手前を変えたら面白い」とトレーナーは期待を口にした。復活は“脱
サウスポー”にかかっている。
提供:デイリースポーツ