4日、
盛岡競馬場で行われた第33回ダービー
グランプリ(3歳・重賞・ダ2000m・1着賞金1500万円)は、好位でレースを進めた
高松亮騎手騎乗の3番人気
フレッチャビアンカ(牡3、岩手・
千葉幸喜厩舎)が、直線に入って抜け出し、2着の1番人気
ティーズダンク(牡3、浦和・
水野貴史厩舎)に4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分5秒7(良)。
【
高松亮騎手】
「素直に嬉しいです。本当に最高に仕上がっているなと、その分
テンションが高いなとも、思いました。
自分が思っていたより、ひとつ前くらいの位置取りではあったんですけど、有力馬を見ながらというのは自分のイメージ通りでした。スタートも良かったので、最高の位置が取れました。直線いいところを抜けて行って、すごい脚で伸びてくれたので、後はもう、後続馬が来ないことを祈って追いました。
大きなレースを勝つことができたので、今日は関係者の皆さんと、馬と一緒に喜びたいと思います。自分が、ダービー
グランプリを勝てるような騎手になれるとは思っていませんでした。これからも、一戦一戦大事に、馬と一緒に頑張っていきたいと思います」
【
千葉幸喜調教師】
「前走からここまで、思った通りの追い切りを重ね、順調に来たと思います。
レースは流れて欲しいなとは思っていました。スローだけは嫌でした。理想の展開と位置取りになったと思います。想像以上に強かったです。1頭になるとソラを使うところがあるので、ゴールに入るまでは安心できませんでした。正直、人気も無くて、気楽に臨めたというのはあります。
ここが大目標でしたので、次走についてはオーナーと相談です」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)