スマートフォン版へ

【京都大賞典展望】中距離GIの前哨戦、あの馬の巻き返しを期待したい

  • 2020年10月06日(火) 06時00分
 天皇賞(秋)、あるいはジャパンCの前哨戦。以前は本命サイドで決着するレースの代名詞のように扱われた時期もあったが、ここ10年では1番人気が6回連対を外し、2桁人気馬が2回勝利。人気薄の台頭もしばしば見られるようになっている。

1.後半の脚が必要

 過去10年で上がり3ハロンタイム1・2位の馬が8勝しており、複勝率は1位が60.0%で、2位は58.3%。京都外回りは3〜4コーナーにかけて急こう配の下り坂があり、ここからゴールまでの約800mでどれだけ末脚を引き出せるかという点が重要になってくる。15年のラブリーデイに至っては、32秒3という究極とも言えるキレ味を発揮して勝利した。

2.若い馬が中心

 過去10年、4歳馬が[3-5-2-17]で複勝率37.0%、5歳馬が[5-4-3-23]で複勝率34.3%と優秀なのに対し、6歳馬は[1-0-3-26]で複勝率13.3%、7歳以上馬は[1-1-2-22]で複勝率15.4%。4〜5歳世代が中心となるレース。

3.京都実績に注目

 昨年の覇者ドレッドノータスは2歳時に京都2歳Sを勝っており、2着のダンビュライトは同年の京都記念を制していた。他にも、18年の覇者サトノダイヤモンドは以前に京都で重賞を2勝、17年の覇者スマートレイアー秋華賞2着の実績があり、16年の覇者キタサンブラックは当時すでに京都でGIを2勝していた。


 グローリーヴェイズは前走の宝塚記念で大敗を喫したが、特殊な馬場で出遅れてしまい力が出せなかった結果。度外視できる一戦だろう。今回の京都コースでは昨年の天皇賞(春)でクビ差2着、日経新春杯勝ちなどがあり適性を見せてきた。週末の雨予報が気掛かりではあるが、巻き返しを期待したい。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す