1968年創設された重賞で、第1回は岩見沢競馬場の1400mで春シーズンに施行された。2001年からは秋に開催時期が移動し、
道営記念の
ステップとして重要なレースとなっている。第53回を迎える今年は、
JRAからホッカイドウ競馬に移籍して3連勝中の
ルールソヴァールをはじめ7頭で争われる。
◎は
ルールソヴァール。ホッカイドウ競馬に移籍初戦が2着馬に2秒0の大差をつける圧巻の勝利。2戦目は
ヤマノファイト、
リンノレジェンドを抑え、3戦目の重賞・
旭岳賞もまるで危なげなく移籍後3戦3勝とした。ここ3戦の走りを見ても、調子、実力ともこの馬が1枚抜けた印象で4連勝が濃厚とみた。
○に
クインズプルート。前走は笠松に遠征して重賞の
くろゆり賞で6馬身差をつけて逃げ切り勝ちで、重賞2連勝と充実している。
スーパーステションとどちらが先手を取るかだが、逃げなくても競馬はできる馬だし、どのような競馬をするか注目だ。
▲に
スーパーステション。長期休養明けの前走はさすがに最後は失速して3着だったが、ひと叩きされた上積みも見込め、重賞12勝の地力に期待したい。
△は今シーズン、
赤レンガ記念を制したほか重賞戦線で堅実な走りを見せている
ステージインパクトと、南関東時代に重賞4勝の実績のある
ヤマノファイト。
ルールソヴァールが移籍後連勝に期待も、実力馬
スーパーステションの復活があるのか注目の
瑞穂賞は、10月7日(水)、20時35分発走。
(文:佐々木祥恵)