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【京都大賞典】ステイフーリッシュ&タイセイトレイル 矢作勢 連覇へ勝負の2頭出し

デイリースポーツ
  • 2020年10月09日(金) 06時00分
 「京都大賞典・G2」(11日、京都)

 先週終了時点でJRA46勝を挙げ、リーディングをひた走る矢作厩舎。昨年は管理馬ドレッドノータスが11番人気(単勝90・7倍)に反発して波乱を演出したが、今年も参戦を予定していた同馬は9月、病気のため急死した。無念を胸に、今年送り出すのはいずれも一発を秘める5歳馬2頭。勝機をモノにし、厩舎連覇といきたい。

 昨年、ドレッドノータスで当レースを制した矢作厩舎が送り込むのはステイフーリッシュタイセイトレイル。勝負の2頭出しで連覇を狙う。

 ステイフーリッシュは重賞戦線で安定した走りが光る堅実派だ。中1週での参戦となるが、「テンションの高さを考えながら調整できています」と安藤助手。「重賞を勝った時(18年京都新聞杯)のジョッキーですし、あの馬の良さ、気のいいところをうまく出してくれると思います」と、藤岡佑の心強い手綱に期待を寄せる。

 タイセイトレイルは予定していたオールカマーからスライドしての参戦。「札幌を使って戻って、さらに中山へ輸送になるので、回復できる期間が短くなりますから」と同助手は説明する。「前走から耳を絞って前の馬を抜かさないところがあるけど、追い切りではそんな中でも先着していた」。こちらも状態は良さそうだ。

 当初は昨年覇者ドレッドノータスも向けて調整していたが、9月13日に放牧先のノーザンファームしがらき(滋賀県)で疝痛を発症。栗東トレセンの診療所で手術が行われたものの、術後の経過が芳しくなく、16日に安楽死の措置が取られた。「見た目からかわいかった」。厩舎でも愛される存在だっただけに心中は察するに余りあるが、「僕たちの仕事は状態良くレースに出すこと。その上で結果が出れば」と仕上げ人は前を向いた。

 週中の交流重賞でも2勝と存在感を示した矢作厩舎。勢いそのままにタイトル奪取といく。

提供:デイリースポーツ

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