現地時間9日、イギリスのニューマーケット競馬場で行われたフィリーズマイル(2歳牝・G1・芝1600m・10頭立て)で出走馬の取り違えが発生したと、英競馬
メディア『Racing Post』などが伝えている。
取り違られたのはともに同レースに出走した、アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎の所属馬、スノーフォールと
マザーアース。ともに鹿毛で、馬主(D.スミス氏ら)も同じ。
J.ドイル騎手騎乗・8番人気タイのスノーフォールが3位に入線、W.ビュイック騎手騎乗・7番人気の
マザーアースが8位に入線したと思われたが、この2頭のゼッケンが入れ替わっていたとのこと。鞍上も本来の騎乗騎手と入れ替わる形となった。
日本時間10日の5時時点で正式な裁定は下されていないが、両馬とも失格の見通しが報じられている。
欧州ブックメーカーの
コーラル、ラドブロークス、ベットウェイは、スノーフォールと
マザーアースの両馬を3着扱いとして、馬券の払い戻しを行うとのこと。
スノーフォールは
父ディープインパクト、
母ベストインザワールド、
その父Galileo。伯母に2016年の
凱旋門賞馬
ファウンドがいる血統。日本のノーザン
ファームの生産馬。
マザーアースは
父Zoffany、
母Many Colours、
その父Green Desertという血統のアイルランド産馬。
JRA1勝の
トリリオネアが半兄にあたる。
※レース結果の詳細についてはのちほど改めて、別の記事でお伝えする予定です。