「2歳新馬」(11日、東京)
前日の雨が残り、稍重馬場で行われた芝2000メートルの一戦は6番人気の
ドゥラメンテ産駒
レインフロムヘヴン(牡、美浦・堀)が、2分4秒5のタイムでデビュー勝ちを決めた。
序盤は3番手を追走していたが、マイペースで逃げていたG1・2勝馬
ディアドラの全妹
セブンシーズ(2番人気)を残り1000メートル手前でかわして先頭へ。直線に入ると2頭のマッチレースになったが、最後まで先頭を譲ることなくフィニッシュした。
騎乗した
ミルコ・デムーロ騎手は「
ドゥラメンテの子で勝てて、とてもうれしい。競馬を教えたかったのですが、向正面で掛かりましたね。ただ、先頭に立ったらすごく物見してしまって…。それでも直線で2着馬が来たら、また頑張ってくれました」と喜んだ。
1馬身差の2着は
セブンシーズ。さらに1馬身半差の3着は道中最後方から追い上げた3番人気の
ソーヴァリアント。
なお、17年ダービー馬
レイデオロの全弟
アルマドラードは4着。兄の主戦も務めた
クリストフ・ルメール騎手は「まだ体に余裕があって、この馬場で速い反応ができませんでした。これから良くなってくれば」と振り返った。
提供:デイリースポーツ