18日に京都競馬場で行われる
秋華賞(3歳・牝・GI・芝2000m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる9回の馬券絡みが
ディープインパクト。次点で4回の
キングカメハメハが続き、3回が
ハーツクライとなっている。
初出走となる
エピファネイア産駒からは、牝馬三冠達成がかかる
デアリングタクトほか、
ムジカが出走。
クラヴェルは除外となった。父は同コースで行われた12年京都2歳Sを制しており、13年
菊花賞など京都コースは3戦3勝だった(同産駒のコース成績は「2-3-1-12」勝率11.1%・複勝率33.3%)。
ディープインパクト産駒は「4-4-1-28」。
秋華賞最多となる4頭の勝ち馬を出す一方で、19年
ダノンファンタジー(1人気8着)、17年
ファンディーナ(2人気13着)、16年
ビッシュ(1人気10着)など近年は上位人気馬の大敗も目立つ。今年は
オーマイダーリン、
サンクテュエール、
ソフトフルート、
マジックキャッスル、
ミヤマザクラ、
リアアメリアの6頭が出走。
レイパパレは除外、
デゼルは回避となった。
初出走となる
キズナ産駒は、
アブレイズ、
ダンツエリーゼ、
フィオリキアリ、
マルターズディオサの4頭が出走。同産駒は下級条件も含めた単純なコース成績であれば、出走する種牡馬のなかで最高勝率を記録している(同産駒のコース成績は「6-2-4-21」勝率18.2%・複勝率36.4%)。
ハーツクライ産駒は「0-3-0-9」。勝ち馬こそ出せていないものの、昨年も
シャドウディーヴァ(13人気4着)、
ローズテソーロ(14人気6着)と二桁人気馬が上位争いを繰り広げていた。今年は
クラヴァシュドールが出走予定。