東京11Rの第68回アイルランド
府中牝馬ステークス(3歳以上GII・牝馬・芝1800m)は7番人気
サラキア(
北村友一騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分48秒5(重)。3馬身差の2着に6番人気
シャドウディーヴァ、さらに1馬身1/4差の3着に8番人気
サムシングジャストが入った。
サラキアは栗東・
池添学厩舎の5歳牝馬で、
父ディープインパクト、
母サロミナ(母の
父Lomitas)。通算成績は18戦4勝。
レース後のコメント
1着
サラキア(
北村友一騎手)
「良い状態を維持していました。この馬場でも良い意味で行きっぷり、前進気勢があって良かったです。どちらかというと、折り合いに気を付けなければいけない馬ですが、脚をとられるぐらいの馬場でかえって
リラックスできて良かったです。
特に位置取りは気にせず、出たところでリズム良く競馬をしようと思っていました。馬場の良い所を終始通れたというのもありましたが、4コーナーからいつも一瞬良い脚は使いますが、長く良い脚を使えないタイプです。手応えが良くても坂を上がる時は心配でしたが、最後まで走り切ってくれました。特に変わったところはありません。距離自体は去年も2200mを走ってくれているので、その経験を生かしてほしいです。適性かどうかわかりませんが、頑張ってほしいです」
(
池添学調教師)
「硬さが無くなって、5歳をむかえて精神的にどっしりとしてきました。何よりも
北村友一騎手と手が合っているのだと思います。リズム重視で乗ってもらい、馬場の綺麗な外へと出して、後は何とか伸びてくれという気持ちでした。3歳の時からなかなかタイトルを取ることができなかったので、勝つことができて良かったです。(次走について)無理はさせませんが、調子がよかったら(
エリザベス女王杯へ)向かおうと思います」
2着
シャドウディーヴァ(
内田博幸騎手)
「馬がよく頑張ってくれました。この馬場でしっかりと走っています。有力馬を前に見ながら良い形で進められました。やはり東京コースは走りますね。勝った馬は強かったですが、この馬も大したものです」
3着
サムシングジャスト(
松山弘平騎手)
「こういう馬場は得意で、最後しっかりと脚を使ってくれました。よく踏ん張ってくれました」
4着
トロワゼトワル(安田隆行調教師)
「よく頑張っていましたが、相手も強かったし、距離も1800mでしたから。時期的に寒くなると硬くなるところもある馬です」
5着
ラヴズオンリーユー(M.デムーロ騎手)
「マイルよりは行きっぷりが良かったです。ただ、久々であったことに加えて、今日のような馬場、さらに他の馬からのプレッシャーもあり厳しかったです。一回使ってから良くなりそうです」
ラジオNIKKEI