現地時間17日、イギリスの
アスコット競馬場でG1・チャンピオンS(3歳上・芝1990m・10頭立て)が行われた。
道中2番手から進んだ5番人気のアデイブ(セ6、T.マーカンド騎手)が、直線で逃げ馬をかわして先頭へ。最後は3番手から伸びた4番人気スカレティ(セ5、P.ブドー騎手)に2.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分12秒29(重)。
1番人気の前年覇者
マジカル(牝5、R.ムーア騎手)は直線で進路を探すのに手間取り、前があいた後も上位をとらえるには至らず3着。2番人気の仏ダービー馬
ミシュリフ(牡3、L.デットーリ騎手)は伸びを欠いて8着だった。
アデイブは
父Pivotal、
母Bush Cat、
その父Kingmamboという血統。イギリスのW.ハガス厩舎の管理馬。
G1は今年のランヴェットS(豪G1)、
クイーンエリザベスS(豪G1)に続き3勝目。通算成績は20戦11勝(うち重賞5勝)。
鞍上のトム・マーカンド騎手(22)は、恋人のホリー・ドイル騎手(24)が3レース前のチャンピオンズス
プリントSでG1初制覇を果たしたのに続き、カップルで同日G1制覇となった。