今年からGIIに格上げされた一戦で、ラウダシオンら3歳馬を中心に好メンバーが集まった。マイルチャンピオンシップへの優先出走権を手にするのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■10/24(土)　富士S(3歳上・GII・東京芝1600m)

　ラウダシオン(牡3、栗東・斉藤崇史厩舎)はNHKマイルCでレシステンシアを競り落としてV。GIの舞台で初の重賞タイトルを手にした。今回はそれ以来の休み明けも、帰厩から順調に乗り込まれており仕上がりは良さそう。前走と同じM.デムーロ騎手とのコンビで復帰戦勝利なるか。

　スマイルカナ(牝3、美浦・高橋祥泰厩舎)はマイル路線で活躍を続ける3歳牝馬で、桜花賞3着、前走の京成杯オータムハンデでハナ差2着などの実績がある。今回は東京コース替わりがカギとなるが、52kgの軽斤量も活かしてフェアリーSに続く重賞2勝目を狙う。鞍上は柴田大知騎手。

　その他、NHKマイルCで4着の重賞2勝馬タイセイビジョン(牡3、栗東・西村真幸厩舎)、札幌記念で2着のペルシアンナイト(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)、関屋記念で重賞2勝目を挙げたサトノアーサー(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)、紫苑S・3着など安定した活躍を続けるシーズンズギフト(牝3、美浦・黒岩陽一厩舎)、一昨年のNHKマイルC勝ち馬ケイアイノーテック(牡5、栗東・平田修厩舎)、マイラーズCで3着のヴァンドギャルド(牡4、栗東・藤原英昭厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。