新馬、
小倉2歳Sと連勝している
メイケイエール(栗東・
武英智厩舎)。前走後は放牧へ出されており、10月7日にノーザンFしがらきから栗東へ帰厩。今朝21日は次走予定の
ファンタジーS(11月7日・阪神芝1400m)に向けた2週前追い切りが行われている。
Dコースの芝馬場で7馬身以上前にいる
ジューンベロシティを見るような形で向正面を通過。3、4コーナーで前との差を詰めてくるのかなと思ったが、コーナーの中間地点で逆手前だったり、外へ膨れたりと気難しさを見せる、なかなか派手な動き。最後の直線に向くと立て直されていたが、前に追いつくことはなかった。
ただ、時計は5F64.7〜4F50.6〜3F37.3〜1F12.2秒。あのコーナリングでこれだけの数字が出ているんだと思えば、やっぱりスピードの能力の高さを感じる。今回は距離延長や直線の急坂など、クリアすべき課題も多いが、それをあっさりと乗り越えるだけの潜在能力の高さは感じるだけに、来週以降の動きにも注目したい。