3歳牡馬クラシックの最終関門。まだどの馬も経験したことがない未知の舞台で、
皐月賞や
日本ダービーを戦ってきた実績馬、そして夏競馬を
ステップに台頭してきた新興勢力が激突するレースです。現役調教師の通算成績を見ると、角居勝彦調教師が3勝、
池江泰寿調教師が2勝をマークしています。
今年は、今年度
JRAリーディング1位(着度数順・10月18日終了時点。以下同)、昨年度
JRAリーディング2位の
矢作芳人厩舎から
コントレイルと
サトノインプレッサが、今年度
JRAリーディング2位、昨年度
JRAリーディング14位の
友道康夫厩舎から
ヴァルコスが、今年度
JRAリーディング7位、昨年度
JRAリーディング7位の
国枝栄厩舎から
サトノフラッグ、
ダノングロワールの2頭がエントリーしてきました。
厩舎必勝パターンの予想バイブルは、過去3年の厩舎データをもとに「場所(競馬場)」「条件(クラス)」「ローテーション」「騎乗予定騎手」を踏まえた総合的な観点から全登録馬を評価し、そのなかから、とくに注目すべき馬を抽出。馬券検討を強力にサポートする画期的な予想ツールです。
今回は、無敗での3冠達成に挑む
コントレイル、
日本ダービー3着などの実績がある
ヴェルトライゼンデ、前哨戦の
セントライト記念を快勝した
バビットなどに注目が集まりそう。今回は特別登録を行った馬のなかから、
アリストテレスの評価および解説を公開します。
【注目馬評価】
■馬名:
アリストテレス■調教師:
音無秀孝■想定騎手:ルメール
■間隔:5
■場所:×
■条件:×
■ローテ:◎
■騎手:▲
※評価基準
【◎】複勝率が一定の水準(33.3%)以上である。高く評価していい。
【▲】複勝率は一定の水準(33.3%)未満にとどまっているが、集計対象レース全体における当該調教師の複勝率は上回っている。人気薄の馬に限り、強調材料と見ていい。
【×】複勝率が一定の水準(33.3%)未満であり、なおかつ集計対象レース全体における当該調教師の複勝率も下回っている。評価を下げたい。
【注目馬解説】
音無秀孝調教師は京都のレースで複勝率29.9%、複勝回収値100円、(平地)オープンのレースで複勝率25.9%、複勝回収値79円。この厩舎の実力を考えると、決して得意条件とはいえない条件である。明らかに力上位の馬ならばともかく、実績に見合わない人気を集めてしまいそうな今回は、評価を下げるべきだろう。
記事本文では、「厩舎パターン式出馬表」として全登録馬の評価を公開中。また、上記以外にも3頭の注目馬解説を収録しました。「調教師&騎手別評価」も見逃せません! 出走全頭の厩舎必勝パターンは以下よりご覧いただけます。