24日に東京競馬場で行われる
富士ステークス(3歳上・GII・芝1600m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、昨年まではGIIIとして施行されていた。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが11番。3回で3番、9番、14番が続き、2回が2番、4番、8番、13番、16番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-0-1-16 複勝率5.9% 複勝回収率14%
2枠 1-1-1-16 複勝率15.8% 複勝回収率125%
3枠 1-0-2-16 複勝率15.8% 複勝回収率92%
4枠 2-3-0-14 複勝率26.3% 複勝回収率87%
5枠 2-2-0-15 複勝率21.1% 複勝回収率52%
6枠 0-2-2-16 複勝率20.0% 複勝回収率86%
7枠 1-1-4-17 複勝率26.1% 複勝回収率163%
8枠 3-1-0-21 複勝率16.0% 複勝回収率42%
【1〜5人気】
1枠 0-0-1-1 複勝率50.0% 複勝回収率125%
2〜4枠 4-1-2-10 複勝率41.2% 複勝回収率90%
5〜7枠 3-4-3-13 複勝率43.5% 複勝回収率101%
8枠 3-1-0-4 複勝率50.0% 複勝回収率133%
【6人気以下】
1枠 0-0-0-15 複勝率0.0% 複勝回収率0%
2〜4枠 0-3-1-36 複勝率10.0% 複勝回収率107%
5〜7枠 0-1-3-35 複勝率10.3% 複勝回収率106%
8枠 0-0-0-17 複勝率0.0% 複勝回収率0%
昨年は8枠16番から
ノームコアが勝利するほか、3着には1枠2番の
レッドオルガが好走。1枠は08年2着
リザーブカード以来の好走となったが、そもそも上位人気馬自体が少なかったことも否めない。
上記の通り、1〜5人気の上位人気馬であれば枠順による差異も少ないが、6人気以下の人気薄は1・8枠といった極端な枠順を評価しにくい傾向が見受けられる。近年は堅い決着も多くなっているだけに、穴馬選びには細心の注意を払うべきだろう。