デビューから無傷4連勝でセントジェームズパレスS(英G1・芝1600m)を制し、父
フランケルと親子無敗制覇を達成した
ウィズアウトパロール(
Without Parole、牡5、米・C.ブラウン厩舎)が現役を引退。来年からイギリスのニューセルズ
パークスタッドで種牡馬入りすることがわかった。
米競馬
メディア『Blood Horse』などが現地時間22日、報じた。
ウィズアウトパロールは
母Without You Babe、
その父Lemon Drop Kid。半兄にBCダートマイル覇者
Tamarkuzがいる血統。
デビュー時はイギリスのJ.ゴスデン厩舎の管理馬だったが、無傷4連勝後は勝ち星に恵まれず、2019年にアメリカのC.ブラウン厩舎に移籍。
移籍後初戦の
BCマイル(米G1・芝1600m)では3着に好走。今年に入っても、5月のシューメイカーマイルS(米G1・芝1600m)、前走のシャドウェルターフマイルS(米G1・芝1600m)でともに3着など好走を繰り返していた。通算成績は15戦4勝。