東京11Rの
富士ステークス(3歳以上GII・芝1600m)は5番人気
ヴァンドギャルド(
福永祐一騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分33秒4(良)。1馬身1/4差の2着に3番人気
ラウダシオン、さらに1馬身1/4差の3着に6番人気
ケイアイノーテックが入った。
ヴァンドギャルドは栗東・
藤原英昭厩舎の4歳牡馬で、
父ディープインパクト、
母スキア(母の
父Motivator)。通算成績は13戦5勝。
レース後のコメント
1着
ヴァンドギャルド(
福永祐一騎手)
「気にしていたスタートも上手く出てくれましたし、良いポジションで流れに乗っていましたので、手応え通り伸びてくれれば勝てるのではないかと思っていました。先週の調教で久しぶりに跨った時は、感触は十分とは言えませんでした。そこから厩舎側が良い状態に持ってきてくれました。イレ込みなどは以前よりマシになっています。今回GIIを勝つことができたので、この先はGIに向かうことになると思いますが、これから楽しみです」
2着
ラウダシオン(M.デムーロ騎手)
「馬場の真ん中に持ち出して、フラフラとしていました。
NHKマイルカップの時もそうでしたが、この馬はラチを頼った方が真面目に走ります。他の馬が来てからは、もうひと伸びしました。ゲートでジッとしていましたし、久々の分を考えれば、良い競馬でした」
3着
ケイアイノーテック(
津村明秀騎手)
「休み明けの分、返し馬から良い時の走りではありませんでした。3コーナーから内にモタれて、最後も苦しそうでした。それでも3着に来ているので、力のあるところは見せられました。使って次は良くなると思います」
4着
ペルシアンナイト(
大野拓弥騎手)
「状態は良いと聞いていましたが、返し馬からもそれが伝わってきました。道中もリズム良く走れて、この次のGIに向けて良いスタートが切れました」
5着
タイセイビジョン(
石橋脩騎手)
「返し馬の雰囲気では、前走よりは、まとまりそうな感じでした。スタートを出てジッとして馬と呼吸を合わせ、ペースが流れてくれたので、おさまってくれました。馬場が乾いてきたので、ロスのないように内を選択しましたが、最後は外の馬が伸びていたので、内と外の差もあったと思います」
7着
レイエンダ(
池添謙一騎手)
「道中の追走に余裕がなく、他の馬とは手応えが違いました。道中に脚を使わされた分、ジリジリという伸びでした」
ラジオNIKKEI