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【平和賞予想】来年のクラシック候補マカベウスの重賞制覇に期待!!/NARレース展望

  • 2020年10月28日(水) 11時00分
 1955年に南関東所属馬で3歳(現2歳)限定の重賞として創設された。2003年から東日本地区(北海道、岩手、上山、北関東、南関東所属馬)交流競走として実施され、2006年からは地方競馬全国交流競走となり、出走条件が2歳の地方所属馬に変更となった。創設当初は1200mで施行されていたが、1962年から1500m、1984年から現在まで1600mで行われている。優勝馬には全日本2歳優駿の優先出走権が与えられる。第66回を迎える今年は、前走ゴールドジュニア2着のマカベウスら10頭が出走して争われる。

 ◎は地元船橋のマカベウス。前走のゴールドジュニアは逃げたアランバローズの2着と敗れたが、前残りの流れで差してきたように、やはり能力は高い。距離延長は当然プラスだし、来年のクラシックが楽しみな逸材だ。浦和の桜花賞をはじめ南関東とホッカイドウ競馬合わせて重賞7勝のショウリダバンザイを母に持ち、血統的にも期待は大きい。

 ○にジョーロノ。デビューから3連勝で臨んだ前走の鎌倉記念は3着だったが、重賞で好勝負できたのは収穫だ。スピードがあるので、自分のリズムで逃げられれば上位争いは可能だ。

 ▲はハートプレイス。2走前の重賞イノセントカップでは、鎌倉記念を勝ったリーチと差のない競馬をしており、それを物差しにするとここでも十分戦える。

 △は2頭。ホッカイドウ競馬から移籍後初戦で重賞のゴールドジュニアで3着と素質のあるところを示したサウスワールド。もう1頭はトライアルを勝ったワールドリング。ここ3戦が7頭以下の少頭数での競馬だったので、ここで上位に食い込めれば先々も楽しみだ。

 来年のクラシック候補の呼び声の高いマカベウスが地元船橋でどのような競馬をするのかに注目が集まる平和賞は10月28日(水)、20時5分発走。

(文:佐々木祥恵)

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