来週の「15回門別後節」3日間で、2020ホッカイドウ競馬・門別
グランシャリオナイター開催は幕を下ろします。そのラスト3日間は「50組100名様」を上限としながらも、いよいよ一般入場が再開(※対象者はすでに抽選で決定済み)。
3日(祝・火)に新設のJBC競走「第1回
JBC2歳優駿JpnIII/1800m外回り」&2歳牝馬重賞「第8回ブロッサムカップH3/1700m外回り」が、シーズン最終日の5日には今季から最上級
グレード「H1」への格上げに合わせ
道営記念H1との“ダブル王者決定戦”となった「第15回道営ス
プリントH1/1200m外回り」と、シーズン最終競走の“古馬中距離頂上決戦”「第63回
道営記念H1/2000m外回り」が相次いで行われ、少ないながらもファンの皆さんに見守られつつ、波乱万丈のシーズンを終えることとなっています。
毎年のことながら、7ヵ月間に少し届かない短いシーズン。最終盤が近づくと、一気に寂寥感が募ってきてしまうわけですが、これもまたホッカイドウ競馬の“味わい”と思えば、そうなのでしょう。11月に入れば、来たる2021年度シーズンの2歳戦線を担うことになる1歳馬たちの入厩も始まります。次の世代の新たな息吹を感じる季節も、もうすぐそこです。
さて、ラストウィークを控えた15回前節3日間、最後のメイン競走は12R「三石産米トキノミノル特別/B2-2〜B3-1組・1800m外回り」。ここは昨年2歳時に上記「ブロッサムカップH3」を快勝し、今夏南関東から戻って以降、地元ダートでは3戦2勝・2着1回とあらためて素質の高さを示している3歳牝馬
ネーロルチェンテが堂々主役を務めそうです。
今回は再び斤量54キロとなりますが、勝って同条件の一戦ですし、2走前54キロで快勝に導いた主戦・
石川倭騎手に手綱が戻る点も好材料でしょう。他では、現級での上位常連と言っていい
ビービーシャルトやオット、
スプレーモゲレイロ、
ベストダンスに
JRA未勝利での転入初戦馬
オウケンランボーらの走りが注目されそうです。
12R「三石産米トキノミノル特別」の発走時刻は20時35分です。お楽しみに!
(文:ひだか応援隊)