1日、東京競馬場で行われた
天皇賞・秋(3歳上・GI・芝2000m)は、好位でレースを進めた
C.ルメール騎手騎乗の1番人気
アーモンドアイ(牝5、美浦・
国枝栄厩舎)が、直線に入って抜け出し、最後は後方から追い上げてきた5番人気
フィエールマン(牡5、美浦・
手塚貴久厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分57秒8(良)。
【豆知識】
◆
アーモンドアイの芝GI・8勝は日本馬史上初。
JRAGI・7勝は
シンボリルドルフ、
テイエムオペラオー、
ディープインパクト、
ウオッカ、
キタサンブラックと並び最多タイ。
◆昨年の
天皇賞・秋が単勝1.6倍、今年は1.4倍での勝利。ともに単勝1倍台での
JRA平地GI連覇は1984年・1985年
マイルCSの
ニホンピロウイナー、同年
有馬記念の
シンボリルドルフに次いで、史上3頭目。
◆単勝140円は、
天皇賞・秋勝ち馬の最低オッズを2年連続で更新。勝ち馬以外の単勝最低オッズは1998年
サイレンススズカの1.2倍。
◆牝馬の牡牝混合GI制覇は今年6回目(出走機会8戦)。2008年の5回を抜いて年間最多勝記録を更新。
アーモンドアイのほか、
モズスーパーフレアが
高松宮記念、
ラッキーライラックが
大阪杯、
クロノジェネシスが
宝塚記念、
グランアレグリアが
安田記念・
スプリンターズSを制覇。
◆関東馬の
天皇賞・秋ワンツーは2004年の
ゼンノロブロイ、
ダンスインザムード(ともに
藤沢和雄厩舎)以来16年ぶり。
◆
C.ルメール騎手は2018年
天皇賞・秋(
レイデオロ)から天皇賞5連覇。
※データは注記のあるものを除き1984年以降。