3日、令和2年秋の叙勲において「旭日小綬章」を受賞した岡部幸雄氏(72歳、元日本騎手クラブ会長)、中村均氏(72歳、元社団法人日本調教師会会長)のコメントが、下記のとおり発表された。
【岡部幸雄氏のコメント】
「このたびの秋の叙勲において、旭日小綬章を受章することとなり、大変光栄に感じております。連絡をいただいた当初は、正直、叙勲の栄に浴することに戸惑いもありましたが、競馬は人馬一体であり、さらに馬に関わる多くの人々の支えがあって成し得ることが出来たことだと考えると、これは私個人に与えられた栄誉であるとは到底考えられず、特に先日の
菊花賞で無敗の三冠を達成した
コントレイルと同じく無敗の三冠馬であり、私を育ててくれた
シンボリルドルフをはじめとした多くの馬たちや、関係者にこそ与えられたものであると考え、お受けすることといたしました。
これからも、このたびの受章を励みに、競馬発展のために少しでもお役に立てるよう、微力ながら尽くしてまいる所存です」
【中村均氏のコメント】
「このたびの秋の叙勲において、旭日小綬章を受章することとなり、大変な名誉であり、また光栄に感じております。調教師として大きな実績や功績を挙げた訳でもないのに、このような名誉ある章をいただくことが出来、大変感謝しております。
今回、このような栄誉に浴することが出来たのも、これまで多くの方々に支えられ、また協力を得られたおかげであり、あらためて競馬関係者はじめ、全ての皆様に感謝するとともに、喜びを分かち合いたいと思います。昨年、現役からは引退しましたが、これからも、いただいた勲章に恥じぬよう、競馬発展のため、側面から貢献していければと考えております」
(
JRAのホームページより)